2024年2月17日納車翌日。この日はアイラインに続いてスイフトの室内の環境を整えた。まずはレーダー探知機の取り付けを行った。
TL313S選定理由
今までにもFDやメルセデスにレーダー探知機を取り付けてきたが、FDはミラーに内蔵されたタイプ、メルセデスは音声案内のみでいずれもセルスター製品だった。レーダーにあまりこだわりはなくて、音声をオリジナルにできる点などで選んでいた。
今回はBLITZだが、決め手になったのはOBDIIアダプターをつけて、クルマからのデータを簡単に表示できる点。追加メーターでごちゃごちゃするのが嫌なので、水温や吸気温度、ブーストなどをコンパクトな画面ですぐに確認できるようにしておきたかった。セパレートタイプがモニターのサイズ的にも想定した取り付け位置にすっきり収まるが、セルスターはでかすぎる。そこでちょうどセパレートの最新モデルが発売され、モニタも小ぶりなBLITZ製にした。後で確認できたが画面表示デザインや起動画面もチューニングパーツのメーカーだけあって、カッコいいので気に入った。
今回取り付けたのはこれ→ブリッツ レーザー&レーダー探知機 TL313S + OBDIIアダプター OBD2-BR1A

取り付け場所はカメラやレーダー、ドラレコなどミラーの周囲に集中させて視界の邪魔にならず、かつ確認しやすい位置でドライバー側のフロントに決定。早速粘着の弱い両面テープで仮固定して、配線の経路を決定。
すぐに天井の内張りに配線を隠せる位置で右側のピラー部を通し、そのまま運転席側のコンソール裏に引き込む。電源はシガーソケットから分岐させることにした。これが一番簡単で確実な配線経路と電源取り出しと判断。

内張り剥がしを使えばすぐにピラーカバーが外れる。ここは空間的にも余裕があるし、他の配線も通っているのでまとめやすい。

今回始めてOBDIIアダプターを使ってみた。FDにはパワーFCのモニターやDefiの追加メーターを追加しているがスイフトにはそれらの予定はない。どちらかといえば日常の足の延長として乗りやすく、サーキットまでこなせるようなチューニングメニューで仕上げたいと思う。
そうなると正確な水温や吸気音を確認したい。このアダプターから拾った情報をモニターでグラフと数字で視認できるのがわかりやすい。

OBD2アダプターの電源配線コード。もちろんレーダー探知機本体にも電源ケーブルは付属しているのだが、これらが後に混乱の要因となった…。

シガーソケット電源から分岐させるために0.2sqのダブルコードを使用する。

何かと便利な端子処理セット。圧着工具はあまり使わない(ラジオペンチの方が自在に加工できる)のだが、ギボシやアース端子など一通り整理してコンパクトに収納されているので、今後の作業効率も考慮して購入。

まずは接続が簡単なOBD2アダプター(取り付け位置的に電源供給源に一番近く位置決めしやすい)の配線を取り付け。アダプターの本体を車体側のOBD2コネクタに繋ぐ。アダプターから出ているコードはレーダー探知機に繋ぎOBD2からの情報通信。ちなみにZC33SのOBD2コネクタはステアリング下のコンソールカバー裏にある。

OBD2アダプターとレーダー探知機本体の接続図。アダプターからのケーブルでレーダー探知機に情報を送る。アダプターにはディップスイッチがあり、車種に合わせて切り替えて使う。その下のコネクタに電源ケーブルを接続する。

ディップスイッチを切り替えてZC33S用に設定。これだけなのでとても簡単。あとはOBD2に繋いで、ケーブルの処理。

ドライバー側のコンソールカバーの一部を外すと指先の位置にケーブルが見える。これに助手席側のシガーソケット電源用コネクタケーブルが巻かれている。ここからは分岐しにくいので、助手席側のカバーを外してシガーソケットのコネクタを抜き、配線を分岐する。

OBD2アダプターの電源ケーブルを適当な位置でカットして、シガーソケットの電源ケーブルのプラス側と接続。(わかりにくいが右端中央あたりの黒いのがシガー電源コネクタ)アースはアダプター電源用を長く残しておいて、画面左側中央に少し見えている10mmのボルト(コンソールステイ用)に共締めしている。あとはシガーソケットにコネクタを差し戻すだけ。これにて下回り作業は終了。


実はこのOBD2アダプタとレーダー探知機接続のジャンクションユニット(分岐)とレーダー探知機を接続する際に少々混乱した。レーダー探知機との接続は図のようにディスプレイとGPSアンテナ用の通信ケーブルが左右から出ている。電源はUSBコネクタで接続して反対側にはシガーソケットがついているので、通常ならそれを直接ケーブル処理すればいいが、すでにOBD2アダプターの電源は接続しているから、このジャンクションの電源は一体どうする?頭の中で???となり、2〜3分フリーズ。うん??

GPSアンテナは意外とデカくて隅っこに置くと目立つので中央付近に配置。この方がスッキリする。

ブリッツ レーザー&レーダー探知機 TL313S + OBDIIアダプター OBD2-BR1A セット
https://amzn.to/3XNgLTJ
仮付状態で一応作動確認。OBD2の信号も正常に探知機本体に送られている。本体側の警告設定などを調整して、OBD2からもなんの情報を表示させるかを設定。中々見やすくてこの位置は正解だった。
▼SWIFT GAREGEへのお問合せはInstagramのDMから受け付けています。▼ |
![]() |